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森下賢一『骨肉 父と息子の日本史』

新書ブームに便乗し間違いだらけのを粗製濫造しながら
出版不況を嘆くな!量産型ザク?類似テーマで何冊も!
森下賢一『骨肉 父と息子の日本史』(文春新書,2005)
を一読後、思わず口から洩れた出版社&筆者への一言。

先ずは巻末の「主要参考文献」のあまりの酷さに一驚。

二次史料は良しとしても、小説まで挙げてるんですが、
本書は歴史の本じゃないの?書名に騙されたわ orz

凄いのは校正したとは思えないびっくりミスの連発で、
著者だけでなく版元の担当編集者の怠慢ぶりも凄い!

「主要参考文献」の頁に関して、

259頁
『ある歴史の娘』の著者が「犬飼道子」となってるが、
言うまでもなく、犬養道子。

260頁
(9)と(10)の順序が逆になってるっ!!!

260頁
「(9)斉藤道三と義龍」に森茂暁『皇子たちの南北朝』が
挙がってるが、「(13)後醍醐天皇と護良親王」のでは?

本文に目を移せば、これまた酷い。気付いた点を列挙。

84頁以降の数か所
「康紹武」→ 高宗武
      「康紹武」は犬養健『揚子江は今も流れている』
       が使った仮名なんですが。

85頁
「宇垣陸相」→板垣陸相(苦笑)

153頁
「管領に起用された細川清氏」→「執事に起用・・・」

165頁
「ばさら」→ かぶき(146頁はかぶきの代表を信長としてるのに)

191頁
「・・・側近の一人によって暗殺される。」→ 赤松満祐が側近?宿老では?

213頁
「名和長年は稲葉、伯耆の守護になった。」→「・・・因幡、伯耆の・・・」

219頁
「赤松則裕」→ 赤松則祐

この調子だと、歴史の専門家が読んだら、もっと間違いありそう。

週刊誌の図書紹介に出ていた、
森下賢一『偉人の残念な息子たち』(朝日文庫,2012)を
図書館で予約しようとOPACで著者名検索をしたら、
似たようなテーマの著作が何冊も表示されたので、
ついポチってしまった orz

いい加減な本作りな上に、
内容もよく知られている歴史上の父子の話で、
個人的には見るべきものが全くなかったので、
読んで時間を無駄にした本だった orz

プリセツカヤ訃報に山岸涼子『アラベスク』を読み直す(T_T)

[追記]
2015年5月7日に森下賢一『偉人の残念な息子たち』も取り上げた(^_^;)
http://yomunjanakatsuta-orz.blog.so-net.ne.jp/2015-05-07
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